2022年3月13日(日)文化パルク城陽プラネタリウム・コスモホールにて「馬場精子の朗読とバイオリン」が開催されました。
第1部は高橋真珠さんのバイオリン独奏。バッハなど、真珠さんならではのダイナミック、かつ繊細な演奏に、うっとりされました。
第2部、二人での演目は、宮沢賢治作『貝の火』です。
ウサギのホモイは、雲雀の子の命を救ったことで、「貝の火」を手にします。
けれども、今までにその火を燃え続けさせることができたのは、2人だけと言います。
美しく輝く火を、ホモイは保ち続けることができるのでしょうか。
ホモイのお父さん、お母さんは、この不思議な宝珠を手にしたホモイに、どんなことを思うのでしょうか。
ホモイの変化に、お父さんは気が付きますが、貝の火が美しく輝いていることを確かめると、ホモイに対して何も言えなくなってしまう。ホモイも自分が偉くなったと勘違いをしてしまう。まるで、現実の社会を見ているようです。
みなさまお越しくださいまして、ありがとうございました。
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