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執筆者の写真馬場精子

「馬場精子・おりんと朗読する時間」


京都・伏見桃山にある素敵なサロン。

オーナー四方有紀さんが主宰される同時代の茶室"La Neige"さんにて「馬場精子・おりんと朗読する時間」が11月21日日曜日に開催されました。



こちらは私のおりんです。

二方屋さんが作られた「宇宙」(そら)というシリーズです。


りん棒(おりんを鳴らす棒です)は短いものと長いものがあって、それぞれ音色が異なります。どちらも味わい深いです。





今回の朗読会は、この京都の「二方屋さんのおりん」と「馬場精子の朗読」という世界初のコラボ。それにはまず、出会いがありました。



仏師・竹内勢津子さんの展覧会がラ・ネージュさんであり、その時、初めて竹内さんの作品世界に触れるという貴重な体験をしました。



こちら竹内さんの作品、白檀のペンダントを求めました。その日以来、私の胸元で綺麗な音を奏で、白檀の良い香りが私の心を癒してくれます。

その展覧会では、おりんの台座として竹内さんが蓮を彫られていて、私はそこで初めて二方屋さんのおりんを鳴らしたのでした。

「おりん」と「朗読」

「おりん」と「声」

合うでしょうね・・・






その私の声を四方有紀さんが聞いていてくださっていて・・・竹内さんと私の方へ。

「ぜひやりましょう」と仰ったのでした。

「おりん演奏家」ではない、「おりん」を日々作っておられる職人さんだからこそ、きっと鳴らせる音がある・・・

そして11月21日を迎えたのでした。



早速、ラ・ネージュさんがYouTubeにアップしてくださいました

よろしければお聴きくださいませ。




「おりんと朗読」

芥川龍之介作『蜘蛛の糸』朗読:馬場精子






「おりんと朗読」 新美南吉作『ひとつの火』朗読:馬場精子





二方屋さんのおりんについては、以前にも何回か書いておりますが

一つとして同じ音はない、昔ながらの製法で作っていらっしゃるおりんです。

それを解説されたのがこの動画です。(二方屋さんがお話されています)


お客様とも、たくさんお話をさせていただきました。

玅昌さん「言葉を紡ぐお寺巡りスト妙昌」さんが公演にお越しくださり、「馬場精子・おりんと朗読する時間」についてブログに書いてくださっています!ありがとうございます。






こちらは、画家の畑ゑり子さんと。

畑さんはじめ、皆様お忙しい中、駆けつけてくださいました。









イベントが終わった後に 、ラ・ネージュオーナー四方有紀さんが、ラ・ネージュさん恒例の集合写真を撮りましょうと言ってくださり皆様と。

二方屋五代目 白井克明さん、そして白井昌子さん、ご長男、今回、おりんを鳴らしてくださった西村さんなど二方屋スタッフのみなさま、そして三味線奏者の帰山かおるさん、仏師の竹内勢津子さん、お客様、それとお客様としてこられたおりん奏者の方もご一緒に。


マスクを一瞬取って・・・


また来年も!ということになり、2022年11月23日に開催ということになりました。

今からとても楽しみです。今回、お出ましになれなかったみなさま。来年はぜひお越しくださいませ。

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