• 馬場精子

春を感じることー朗読のヒント



 桜の季節になりました。私は時間をとってお花見には出かけませんが、毎日の暮らしの中で、桜も春の野草も一緒に楽しみます。あぜ道には、タンポポ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウなど、他にも私の知らない野草がいっぱい。


少し前までは、里山に出かけ、春の野草で天ぷらを揚げ、優しい彩りや、甘さだけではなく、苦味を楽しんだこともあります。ツクシの佃煮も春を感じますね。最近は、なかなか美しい自然が残っているところまで、出かけることが少なくなりましたが。また、行ってみたいですね。






お寺や川沿いの遊歩道、公園などに桜の木があり、その優しく儚げな姿は心を和ませてくれます。そして、私はよく同じ場所を歩きます。「昨年よりウグイスの鳴くのが遅いなぁ」「いつもと違う鳥の声が聞こえる」「葉っぱが随分、色づいてきたな」季節の移ろいを感じやすく、また自分が暮らす街を大切に思います。いつの頃からか「お花見に行こう」という機会がなくなり、自宅近くやレッスン、所用に出かけた先などで楽しみます。そして、時には少し足を伸ばして、琵琶湖を眺めることもあります。



自然、そして季節を身体中で感じること。頭をくぐらないで、そのまま感じること。そこに朗読のヒントもあると、私は思っています。

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