• 馬場精子

Beauty & Beast vol.7 お越しいただき、ありがとうございました。


”Beauty & Beast vol.7”が終わりました。お運びくださいました皆さま、お忙しい中ありがとうございました。会場の細見美術館café cube さんにもお世話になりました。

Beauty & Beast は、東京在住の富樫春生氏と2013年に初めてお会いしてから、ほぼ毎年、行っている「ソロピアノと朗読」のライブです。







さて、この写真は2013年、細見美術館に訪れた時のもの。ちょうどジャズライブをされていて、その休憩時間に「何か読んでみて」ということになり、急遽、私はiPhoneのKindleを起動して、宮沢賢治作『やまなし』を朗読しました。


ピアノには富樫春生さん、そして当時のオーナー柴田氏が写っています。この写真を撮ってくださっているのが、富樫さんをご紹介くださったNさんです。

そう、わずかですが動画もありました。








この時の朗読がきっかけになり、早速、ライブをすることになったのでした。

そのフライヤーがこちらです。






そして今回。そろそろ、写真を変えないといけませんね(笑)。


第一部、最初はピアノ。『夏の思い出』。♪〜夏が来れば思い出す〜♪で始まるあの曲です。


そして私の朗読は、20歳のまだ学生さんでもある詩人の小径章さんの詩です。

小径さんの詩から、私が5篇選びました。


「旭日」「鬼の眼」「傾聴」「新生「希望」の順に。一見すると鋭さのあることばに、柔らかさを感じる。その逆も。ことばの選び方が斬新。





ご本人も聞きに来られていて(なんと鈍行で9時間かけて!)お話ししました。書き手の思いにぴったりする必要はなく、読み手のフィルターを通して表現されるおもしろさを感じてくださっているよう。







その後はピアノソロ。「St.Valentine」 そして、「Strawberry Days」。富樫さんのお誕生日はバレンタインデーだとか。







時にはパワフルに

そして繊細に。


お客様のご感想にありましたが「何度も同じ曲を聴いているのだけれど、その度に違いますね」そこが素敵ですね。







第一部の最後は、夏目漱石作『夢十夜』より「第十夜」を朗読。この作品が「朝日新聞」に掲載されたのが1908年(明治41年)8月5日のこと。全く古さを感じさせないどころではなく、現代の作品よりもはるかに新しい。と言うか時空を超えている。富樫さんのことばをお借りすれば「ぶっ飛んで」います。





休憩を挟んで第二部へ。最初は芥川龍之介作『蜘蛛の糸』。この作品は、私が読む中でもリクエストの多い作品です。






お客様のご感想、たくさん頂戴しましたがその中からお二人をご紹介します。

・「蜘蛛の糸は好きな話ですが、馬場さんの朗読で聴くと、読書とは違った深い味わいがありすごく良かったです。前半の詩や夏目漱石も面白く、日本文学を楽しめた夜でした」(女性)


・「朗読とピアノの素敵な時間を頂きました。昨日は馬場さんの朗読から癒しのような明るさを感じ取ることが出来ました。 真っ暗な空間の中、馬場さんだけが仄かな明るさに浮かび、朗読が海のように空間を満たしてゆく、そんな想像をしました。また若き詩人と出会えたことも、嬉しいことでした」(男性)


ありがとうごいざいます!







朗読の後は富樫さんのピアノです。「金色の孔石」「 夏の昼下がりのプール」「蝉1(ひぐらし)」「蝉2(ツクツク法師)」「Lotus」囁くように、そしてダイナミックに響くピアノの音色に、皆さま酔われて。





最後は富樫さん作詞・作曲の「まほろばの月」を。

お越しくださったお客様、ライブを支えてくださったカフェスタッフの皆さま、そして受付などをお手伝いくださった皆さま、ほんとうにありがとうございました。そして毎回、ご一緒いただき、新しい”Beauty & Beast ”に素敵な音楽を会場いっぱいに響かせてくださる富樫さん、ありがとうございます!。




最初の頃から7年目を迎えたわけですが、基本的なところは変わらないのかもしれませんが、随分と変化を感じます。もちろん良い意味で。


私のことですが、若い頃は「〜ねばならない」と言う気持ちが強かったように思います。ちょっと激しい表現ですが「倒れるまで突っ走る」と言う感じでした。


今は、今までの自分を疑ってみることに、興味があります。例えば「発声法」や「呼吸法」も。人が言うことも鵜呑みにはしなくなりました。




「これでいいや」と思ったら、何も変化はありません。今の自分に満足せず、どこまでも前に進みたいなと思います。それが今、とても楽しいのです。そして、まるで反対のことをいうようですが「今の自分が良いな」と思えること。それがとても嬉しいのです。


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