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「朗読&タンゴコンサート」文化パルク城陽プラネタリウム

  • 執筆者の写真: 馬場精子
    馬場精子
  • 2020年4月1日
  • 読了時間: 2分

今日は4月1日。更新が遅くなりましたが、2月15日に、京都府城陽市の文化パルク城陽プラネタリウムで行われた「朗読&タンゴコンサート」に出演しました。


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ご一緒したのはタンゴ・グレリオのお二人です。



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ギター:米阪隆広さん。



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バンドネオン:星野俊路さん。



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第1部の最初は東義久:作『京の走り坊さん』です。

タッタッタッタッタ…街中をお札を持って走るお坊さんのお話。

京都の大蓮寺さんというお寺に、実際にいらっしゃったお坊さんがモデルです。今まで何回か朗読していますが、音楽的に無国籍なお話です(私の感想ですが)



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タンゴ・グレリオさんの素敵な曲と共に…

お坊さんが走る姿、町や村の人々の表情が見えてきたでしょうか。



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走り坊さんのあとは、タンゴ・グレリオのお二人のコンサートです。懐かしい映画の音楽や、ピアソラなど、私も聞いたことがある名曲の数々を演奏されました。

お客様はもちろん、私もうっとり…。プラネタリウムのドームに広がる映像とあいまって…素晴らしい空間をつくり出されていました。




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そして第2部は宮沢賢治作『よだかの星』です。「よだかは実に醜い鳥です。…」で始まるこの作品は、私にとって思い入れのある作品です。それは小学生の頃に遡る思い出…。




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今回『よだかの星』のために、テーマ曲として、タンゴ・グレリオさんが、特別に作曲された「オリジナル曲」を演奏されました。実は、家で朗読と合わせて録音したのを何度も聞いていたのですが、朝、目が覚めたら、タンゴ・グレリオさんの『よだかの星』の曲が頭の中に浮かんできて・・・。聞いているだけで胸がいっぱいになってきます。

他にもお話に合わせて、様々に曲を作って、演奏をしてくださいました。それは、私にとっては、もはや「伴奏」に止まらず、一体化しているという感覚でした。

物語と音楽と朗読と。それによってプラネタリウムのドームは、もうドームではなく無限に広がる天空に変わっていきました。




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今もこれを書きながら、タンゴ・グレリオさんの演奏が聞こえてきます。「そして、よだかの星は燃え続けました。いつまでもいつまでも燃え続けました。

今でもまだ、燃えています」。『よだかの星』を再演できれば良いな、また朗読したい、とあらためて思いました。

15日は会場いっぱいのお客様がお越しくださいました。

お忙しい中、ありがとうございました。


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