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  • 執筆者の写真馬場精子

風と声の詩〜耳で読む名作ー金子みすゞと与謝野晶子を通して〜



11月8日(金)「風と声の詩〜耳で読む名作ー金子みすゞと与謝野晶子を通して〜」に出演いたしました。会場(主催)は城陽市男女共同参画センターパレットJOYOです。定員の2倍近いお申し込みがあったそうです。嬉しいことです。









  主催者様のご希望で初めての方でもお楽しみいただける「朗読講座」を軸に、金子みすゞさんの詩を朗読しました。ミニ「朗読講座」では、「声」について主にお話ししました。皆さんとお話ししていると、ご自分のお声について悩んでおられる方、自信をなくしていらっしゃる方が多いように感じます。ご自分のお声は、唯一無二なのに、とてももったいないことだと思います。「良い声」っていったいどんな声で、誰が「良い」と決めているのでしょうね。「良い朗読」も。





参加された皆様にも、実際にお声を出していただきながら、お話を進めていきました。





皆さま、とても良い表情をされていますね。いつも思うのですが、表情が豊かなことって、とても大切だと思います。無表情なのに、表情豊かな声、表現力のある声を出せるはずがありません。「良い声」は出ることもあるかもしれませんが…。

会場いっぱいに、何度も笑い声が響き、とても楽しい雰囲気でした。




講座の中で、金子みすゞさんの詩を朗読させていただきました。

「私と小鳥と鈴と」「不思議」など全部で9篇です。


その後、与謝野晶子さんのお嬢様と懇意にされていた地域の女性会の方が、私たちも知らない与謝野晶子さんのたいへん興味深いエピソードについてお話をしてくださり、あっという間に時間が経ちました。お話の後、「君死にたもうことなかれ」を朗読しました。皆さまは別の日程、第二部で与謝野晶子記念館を見学されます。


それぞれの思いは少しずつ異なるかもしれませんが、終わってからご感想を読ませていただき、参加された皆さまにとってたいせつな時間になったようで嬉しく思いました。「声」を出すことで、自分自身を見つめ直したり、元気になったりするのだと、改めて思いました。


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